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シロアリの栄養源は「空気」? 窒素からアミノ酸など合成

これはビックリデス。

窒素を吸うだけで何も食べないで生きていける、ということではありませんが。


イエシロアリ(Coptotermes formosanus)の腸内にはセルロースを分解する能力を持つ原生生物(Pseudotrichonympha grassii)がいるのですが、その細胞内に共生しているバクテロイデス目の細菌が空気中の窒素を固定する能力をもっているそうです。


アブストラクトを読む限り、最初から細菌の働きを調べたのではなく、ゲノム解析した結果わかったという感じなのでしょうかね?




シロアリの栄養源は「空気」…窒素吸収しアミノ酸など合成
2008年11月17日13時34分 読売新聞

 シロアリの腸内にいる細菌が、空気中の窒素を吸収し、アミノ酸やビタミンなどの栄養分をシロアリに供給していることが、理化学研究所(理研)などの分析で分かった。

 この細菌は、シロアリが食べた木材を分解する働きを持つ微生物の細胞内に生息しており、栄養分を補給することで、シロアリの高い木材分解能力を支えていると見られる。米科学誌サイエンスの最新号に掲載された。

 シロアリの一種、イエシロアリは木材を食べて増殖し、日本や中国など各地で害虫とみなされている。研究チームは、イエシロアリの腸内に共生している単細胞微生物の内部に生息する細菌を採取した。

 細菌のDNAを詳しく分析したところ、空気中の窒素を吸収し、アミノ酸やビタミンの原料となるアンモニアを合成していることが分かった。

 この細菌はイエシロアリの腸内に約1億個生息し、腸内細菌全体の約7割を占める。

 理研基幹研究所の大熊盛也チームリーダーは「シロアリの木材分解の仕組みをさらに解明していくことで、将来は不要な木材からバイオ燃料を得る方法の開発につながるだろう」と話している。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20081117-OYT1T00383.htm



サイエンス日本語アブストラクト

シロアリ腸内原生生物の細胞内で窒素固定をセルロース分解に共役させる共生体のゲノム

http://www.mt-pharma.co.jp/general/science/08/2008_11_14/sci_jsumm.htm#3




元論文

"Genome of an Endosymbiont Coupling N2 Fixation to Cellulolysis Within Protist Cells in Termite Gut", Yuichi Hongoh, Vineet K. Sharma, Tulika Prakash, Satoko Noda, Hidehiro Toh, Todd D. Taylor, Toshiaki Kudo, Yoshiyuki Sakaki, Atsushi Toyoda, Masahira Hattori, Moriya Ohkuma, Science, 322 (5904), 1108 - 1109 (2008)
DOI: 10.1126/science.1165578
http://www.sciencemag.org/cgi/content/abstract/322/5904/1108


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